みやたび日記<02>

みやたび日記
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小浜に行ったからには、大好きな番組で紹介されたふるカフェに寄らなくては!?!と、お腹いっぱい旅館の朝ご飯を食べた後に、カフェに向かいました。期待を裏切らない素敵なお庭とお屋敷だけでなく、そこは若狭塗のお箸の直営店でもありました。

「ハルさんのふるカフェ」に登場したGOSHOENを尋ねる

NHKで毎週録画して見ている「ふるカフェ系ハルさんの休日」。意外にも(!?!)、知り合いに見ている人が何人かいることが、最近、発覚しまして。お互いに「えー笑、私も実は見てる🤣」でなぜか、大笑い☺️

小浜に来たからには、ふるカフェで放送されたカフェ寄らなければ、とホテルをチェックアウトした足で尋ねたのが、こちら。:°ஐ..♡*

GOSHOEN(護松園:ごしょうえん) https://goshoen1815.com/

一旦は荒れてしまった立派な古民家を、地域の方々が協力して、建物もお庭も再生されました😂 築208年の北前商人の豪邸だった建物だそうです。旧古河屋別邸。

丹精込めたお庭を愛でながら、カフェで一服

テレビで見た通りの(当たり前ですが)、素敵な和室でした。好きなところに座ってゆっくり出来るので、お庭を一望出来る席を選んで、注文した飲み物を頂きました。 平日の午前中なので、他にお客様はなくて、独り占め状態でした。

お庭の景色を堪能し、お部屋の中もゆっくり見せて頂きます。 天井や欄間や柱、襖絵も素晴らしい。 そこにモダンな家具が設えてあって、ゆっくり座って寛ぐことが出来る不思議な、贅沢な空間です。

そして、働いているスタッフの方は、皆さんお若い方ばかり。古いお屋敷を大事にされるのが、お若い方達というのが素敵です。 「素敵なお屋敷とお庭ですね。実は古カフェの番組を見て、訪ねて来ました。」とお声掛けすると、「蔵の方も見て頂けるのですよ」と案内して頂きました。

そして、実はここは若狭塗のお箸のお店だということもお聞きしました。テレビではカフェがテーマだったので、お箸のことは放送されなかったようですね。

若狭塗のお箸専門店で、お気に入りのお箸見つけました!

そして、こちら護松園GOSHOENは、「箸蔵まつかん」本店でもあるということでした:https://goshoen1815.com/shop/。 作家さんのお箸も置いてあって、私好みの箸がずらーり並んでる! いや、これは絶対にまずい。

「欲しいけど、むちゃ高い。。。でも欲しい」。。。と悩みに悩みました。 ここまで ”欲しい!!!” と強く思うことも滅多にないから、どうしよう。 しばらく自問自答した結果、自分の気持ちに正直に、思い切って買うことにしました。 

「今から死ぬまで、毎日、気に入った箸でご飯食べようよ!?!」、と半ば主人を脅すように、気に入った若狭塗の伝統工芸品の箸を購入することにしました。 結婚の時にお祝いで頂いた夫婦箸は、もう傷んで処分したので、今回「ああ、このお箸良いわぁ!」って思ったお箸を息子の分を含めて3膳、選びました。

これは食洗機では洗えない、とわかっていても買ってしまうものですね。 それ以来、毎日の食事の後、このお箸はすぐに洗って、浸け置きもしていません。 まさに『特別扱い』です。 

そして、使い心地は抜群です。 特にお豆をつまむのが、超カンタン! 良いお箸というのは、使いやすいということなのですね。

普段の生活こそ、お気に入りのもので

福井で生まれ育った私も主人も、小さい頃から塗りのお箸、塗りのお椀など、漆の器に普通に親しんで来ました。今になって、その良さがわかって来るのでしょうか。

結婚した時に、私の親が持たせてくれた塗りのお椀も、長らくお正月とか、特別な時だけ使ってました。 でも、断捨離を進めた結果、普段の家族との食事のときに、良いものや、気に入ったものを使ってこそ値打ちがある、と考えが変わりました。 それに結婚直前の阪神大震災で、たくさんの食器が割れた経験もありますし。 どうせ割れるのならば、食器もしまっておくより使ったほうがいいに決まってるとしみじみ思ったのです。 

今では、毎日のお味噌汁を塗りのお椀で出しています。 そして、今では若狭塗の最高のお箸を添えて。。。

毎日の生活ほど、大事にしたいものです✨

お気に入りの食器やお箸を使って、家族と毎日ご機嫌に過ごせる「当たり前の日々」が、私にとっては一番のしあわせです。

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